生きがいとつながりが支える:死をめぐるケアとコミュニティ
講師
谷山 洋三東北大学大学院 文学研究科 教授時間
16:30~18:00
離別や重篤な病気のときなど厳しい状況に追い込まれたときには、人々は何を頼りにして、どのように関わるのでしょうか。そしてその効果のほどはいかなるものでしょうか。普段から出入りしている寺社教会があれば、誰もがそこに行くのでしょうか。普段は全く縁がない、という人はどうしているのでしょうか。
真宗大谷派僧侶であり、臨床死生学、実践宗教学を専門とする研究者としての視点から、人生100年時代に向けた「死」との向き合い方、他者との関わり、スピリチュアルケア、宗教的ケア、グリーフケアといった「心のケア」について、さまざまな考察を講演します。
東北大学は、建学以来の伝統である「研究第一」と「門戸開放」の理念を掲げ、世界最高水準の研究・教育を創造します。また、研究の成果を社会が直面する諸問題の解決に役立て、指導的人材を育成することによって、平和で公正な人類社会の実現に貢献します。